第11回 CUD 勉強会 講演会「色覚専門医に聞く色覚の知識―色覚とは何か・CUD とは 何か―」

イベント開催日 2020年02月02日
2020年2月2日講演会

1.概要

イベント名称 第11回 CUD 勉強会 講演会「色覚専門医に聞く色覚の知識―色覚とは何か・CUD とは何か―」
実施日 2020年2月2日(日)13:30~15:30(開場13:00)
場所 ソレイユプラザなごや(名古屋市中区栄一丁目23番13号 伏見ライフプラザ12階)
主催 NPO 人にやさしい色づかいをすすめる会
後援 愛知県
参加人数 59人
参加費 一般1,000円、学生500円。(「NPO 人にやさしい色づかいをすすめる会」会員の方は無料)
内容

色覚専門医安間哲史氏(愛知県眼科医会名誉会長・当会顧問)から、色覚特性を知る大切さや楽しさ、色覚検査の廃止と再開、色覚対策やカラーユニバーサルデザイン(CUD)について学ぶ勉強会。また、NPO 法人カラーユニバーサルデザイン機構副理事長伊賀公一氏(当会顧問)の挨拶により、CUD 活動について理解を深めるイベント。

バリアントール/イーガ体験・CUD 関連展示閲覧コーナー設置。

報道 朝日新聞(2020年1月29日)

2.まとめ

アンケート結果では、回答率74.5%、その内講演内容については、満足、やや満足が87.8%、普通、やや不満、不満の回答もあり、高い評価ながら、やや満足度にばらつきが見られました。また、講演で特に印象に残ったことやご感想、ご意見・ご要望として多くの記述をいただきました。参加者がそれぞれの立場で書かれたもので、その多くが色覚について詳しく話が聞けて良かった、科学的に解説されとてもよかった、勉強になったという感想と共に、内容が難しかった、専門的で内容が濃く全て理解できなかったというものでした。講演内容の評価にばらつきが見られた要因と受止めています。そうした中にも、また勉強したい、非常に興味深い内容でより詳しく聞きたいと思った、より知識を身に付けることができたのでこれを広めていけるようにしたいなど、勉強意欲や普及啓発効果の感じられる記述も多くいただきました。

今回お招きした安間講師が語られたことは大きく分けて2つ、色覚専門医の立場から見た色覚とは何か、CUDとは何かでした。そのアプローチは、色覚研究者として科学的に色覚を解明したものであり、眼科医として日々色覚検査をし、色弱者へアドバイスをする経験から得られたもので、大変貴重な内容でした。そして、そこには色覚を探求する科学者の冷静な眼差しと、色弱者支援の温かい眼差しがありました。お話の項目は多く、かつ丁寧でどこを切り取っても興味深いものでしたから、印象に残る部分も参加者のそれぞれの立場によって異なったと思われます。イベント報告(資料)として、講演の概要(主催者作成)を添付いたします。

NPO人にやさしい色づかいをすすめる会は、2015年設立以来、カラーユニバーサルデザイン(CUD)に関する知識と技術を学び、その理念を広く一般に普及・啓発する活動の一環としてCUD勉強会を開催してきました。設立当初から、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(以下CUDO)のご支援がありましたので、伊賀副理事長を講師にお招きし、色覚とCUDの基礎知識、CUD検証について学ぶことができました。その後は、CUDについて、関係する各界の専門家を招聘し毎年1回程度の講演会を企画しております。11回目を向えました今回は、講演前に久々に伊賀副理事長からお話をしていただきました。短時間でしたが、CUDOの成り立ちから現在の活動状況をお話いただけたことで、CUD活動について理解を深めることもできました。

安間講師は、色弱者へアドバイスをするとき、色覚特性の知識と共に必ず、カラーユニバーサルデザインの話をして、色弱者にも住みやすい社会のための動きがあることを説明されるそうです。公益社団法人日本眼科医会も2019年4月、多くの人に色覚の正しい理解と色のバリアフリーが推進されますよう願っておりますというコメント付で、色覚啓発教材「学校における色のバリアフリー」をホームページ上で公開しました。

CUDO伊賀副理事長のお話しの中に、CUD推進のために、今後眼科医の方々のお力を期待する声が聞かれました。当会も同様な思いです。そのためにも当会が眼科医の方々へ協力できることは何かを考え、活動をして行きます。そして、私たちは色覚について恒に最新の情報収集と共有をしていく必要があります。今後も、CUDに関わる様々な声をキャッチするよう努め、ニーズに応えられるイベントの企画をできればと考えております。

最後になりましたが、講演会開催案内にご協力くださいました団体、企業、個人の皆様、当日ご参加くださいました多くの皆様に感謝し、お礼申し上げます。

3.イベント報告(資料)