色覚の多様性とCUDについての講義を行いました。
派遣日時 | 2018年12月20日(木)9:30~11:00 |
場所 | 愛知淑徳大学 星ヶ丘校舎(15B教室) |
受講者 | 愛知淑徳大学 交流文化学部 2年生41名 |
講師 | 富永さかえ |
テーマ | 色覚の多様性とCUD(Color Universal Design) |
内容 |
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学生の感想(抜粋)
- 色弱は色が見えない人だと思っていたけれど、実際に体験してみて、似た色が多く見えてしまうのだと知りました。私たちにとっては普通に見える赤やオレンジ、ピンクなども似た色になってしまったり注意表記になっていなかったりと、とても不便な思いをしている人もいるのだと知りました。
女性の10人に1人が保因者であると知り、驚きました。理解することができて良かったです。
色をたくさん使えばわかりやすいというわけではないと知り、みんながわかりやすいように色をつかったりと工夫する必要があると思いました。 - 今回、色覚障害、色弱についてお話を聞いて、初めて耳にした内容だったので、おどろく点が多かった。とてもはっきり色の違いがあると感じる色でも、色弱の方には同じに見えることがあることが分った。
色は状態を表したりするのに大切な色で危険は赤、安全は青など一般的な色彩の感覚が日常にあふれてしまうと、色弱の方がその色の区別ができなかったら危険なことも増えてしまうと感じた。そのために、CUDといった工夫がなされていることが分った。色にもユニバーサルデザインがあることが驚いた点だが、もっとCUDが普及していけば良いと思う。 - 高校の時にクラスに赤い色が分りにくかった男子がいました。彼は見えづらいものがあればすぐに「見えにくいです」と言っていました。普段から色弱の方に配慮する社会はとても重要ですが、彼のように色弱の方からも「見えにくい」と言い出せる社会になることが大切だと思います。
バリアントールを掛けてみて、普段の色とまったく違うように見えて、また、黄色と黄緑が同じ色に見えたりと、こんなにも違うんだなと思いました。