第1回 色弱のお子さんを持つ保護者の茶話会

イベント開催日 2018年07月25日
イベント名称 第1回 色弱のお子さんを持つ保護者の茶話会
実施日 2018年7月25日(水)14:00~16:00
場所 名古屋市、栄駅周辺のカフェ
※参加者には詳細な場所をお知らせします。
主催 NPO人にやさしい色づかいをすすめる会
参加対象 当会の会員で、色弱のお子さんを持つ保護者(色弱当事者やそのご家族もぜひご参加ください)
参加費 無料(飲み物代は各自支払い)
内容 色弱のお子さんを持つ保護者として、日頃感じること、考えることなどを自由に話し合っていただき、情報共有します。会としては、色覚の多様性、CUDの基礎知識、学校現場での配慮状況、就職に関する色覚制限、CUDの普及状況などについて情報提供します。

初対面なのに ごく自然に自己紹介を順番にして、子供の様子や心配事の話に進み、情報交換しておられました。偶然、どの参加者もお子さんは男子2人でその内の1人が色弱、「保因者の母親からは、男子は50%の確率で色弱」そのままでした。しかもお子さんたちの年齢が近いということもありました。(高3或いは大学生と中学生の兄弟でそのどちらかが色弱)

【話題になったこと】

1. お子さんの様子

学校で

  • 美術、図工の授業 作品づくりの色づかい
    ポスターの色づかいをどうしたらよいか途中でわからなくなり困ったと子供が言った。
    絵の具の色 で一度使った色、混色した色を翌週再現したくてもうまくいかないようだ。
  • 担任の先生に子供が色弱ですと伝えたことがあるが、色弱について知識がない先生だった。
  • 学校の管理職と話す機会があった時、配慮・支援が必要な子どもの中で色弱の子どもへの配慮より優先しなくてはいけない子どもが多くいると言われた。
  • 先生に話す時、CUDの資料や、新聞の記事を持参し見てもらうのが有効。
  • 黒板チョークの色が分りづらくて、友達に色がちょっと苦手だからと言って、教えてもらったらしい。
  • スポーツの部活で、ユニホームの色が分かりづらいことで困ったことがあった。

 

家庭で

  •  子供が小さい頃、折り紙の色を間違えるので、色弱ではないかと思った。
  •  家族の歯ブラシを間違えて使うので、テープを巻いて印をつけたら、ありがとうと言ってくれた。
  •  焼き肉の焼け加減が分からないようだ。
  •  電車など路線図が分かりづらく苦手で、一人ではあまり行きたくないみたいだ。

 

2. 親として

  •  子供の色の見え方を知りたい、理解したい。
  •  進路の話になると「どうせ色弱だから」と言って会話にならない。
  •  自分が保因者だと知らなかった。
  •  色覚精密検査を受けて、結果が分かったからといっても何も変わるわけではない。
  •  色覚精密検査のできる医療機関が知りたい。

 

【会が行ったこと】

  •  参考図書「色弱の子どもがわかる本コミックQ&A」「色弱が世界を変える」「色弱の子を持つすべての人へ」を持参&紹介、手持ち分の貸出し。
  •  色覚精密検査機関の紹介。
  •  講師依頼を受け教員対象の講演会で話させてもらった学校でできるCUDの基本、具体例の紹介。
  •  簡単なアンケートを実施。

 

アンケート結果

  • 本日の茶話会は満足(全員)
  • 今後も機会があれば参加したい(全員)
  • 時間が足りなかった 
  • 今後 息子がどのようなことに悩み、不安になるのか、どうしたらいいのかという話も聴いてみたい

 

【まとめ】

  • 初対面なので個々に話したい事、聞きたい事を話することになり、纏まったディスカッションにはならないことは、予想通りでした。
  • 今回の目標は、まずは話せる人と楽しく話ができる仲間づくりでしたので、目標の手応えは十分感じました。
  • 茶話会を通じ、学校での対応に不満、不安の声が多く、学校のCUDはほとんど進んでいないのではないかと感じました。この感触は先月有る研究会で教員対象に講演をさせていただいた時に感じたことと一致しています。例えばチョークの赤は避け朱赤のチョークが有効、採点用には赤ボールペンを避けオレンジ系のサインペンなど太めのペンが有効であることを知らない教員がいることです。実態を把握し、学校での色弱のお子さんやご家族への配慮を進める必要があると、当会の大きな課題を再確認しました。対策の検討をしていきます。

次回は、第2回 色弱のお子さんを持つ保護者の茶話会を8月18日に開催予定しております。