見て 感じて触れる CUD
■展示内容――CUDを知る4つのコーナー 色弱者の見え方を知る 色弱者が困るシーンを知る 色覚の多様性をもっとよく知る カラーユニバーサルデザインの歩みを知る 他に講演プログラムあり。

概要
イベント名称 | 平成28年度あいちモリコロ基金助成事業 パネル展「カラーユニバサデザインの可能性 – すべての人にやさしい色づかいとは」 |
実施日 | 2016年11月23日(水)~11月27日(日)10:00~18:00 (最終日は16:00まで) |
場所 | メニコン ANNEX ギャラリーMenio 愛知県名古屋市中区葵三丁目21番19号 |
主催 | NPO人にやさしい色づかいをすすめる会 |
後援 | 愛知県教育委員会 |
資材協力 | NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構 NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構 CUD友の会 CUD(カラーユニバサルデザイン)をすすめる会 |
制作協力 | 伊藤光学工業株式会社 DICグラフィックス株式会社 ミウラクリエイション DM印刷協力:DICグラフィックス株式会社 |
著作権使用許諾 | 小田急電鉄株式会社 株式会社ポプラ社 |
参加人数 | 来場者150人 スタッフ延べ29人 |
参加費 | 無料 |
内容 |
見て感じて触れるCUD ■展示内容――CUDを知る4つのコーナー
■関連プログラム――CUDについて考える4つのトーク
■「色弱者の見え方を知る」体験コーナー
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使用ツール |
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報道 | 朝日新聞 |
イベントの趣旨
NPO人にやさしい色づかいをすすめる会は、カラーユニバーサルデザイン(CUD)に関する知識と技術を学び、その理念を広く一般に普及・啓発する活動の一環として、一般向けパネル展を開催いたしました。
パネル展のポイントは、地域社会においてより多くの方に色覚の多様性とCUDの認知を高めることです。人の感覚の問題は、他の身体的に配慮すべき問題と比較して理解が難しいものです。今回の展示では、できる限り色覚の問題を視覚的に理解していただく試みをいたしました。
会場に色弱の人たちが不便と感じる実例や、カラーユニバーサルデザインの事例を豊富な図版資料によって具体的に紹介するコーナー等を設けました。そしてバリアントール(色弱模擬フィルタ眼鏡)と数種の色覚シミュレーションを通して「色弱者の見え方を知る」体験コーナーやゲームを通した体験コーナーも設けました。
開催にあたり当イベントは平成28年度あいちモリコロ基金前期 初期助成事業として採択され大きな支援を受けました。そして、CUD普及関連団体からの資料提供ご協力とご助言、会期中会員内外からのボランティアスタッフご協力、チラシやパネル制作・開催広報等、多くの方からのご協力にここで改めて感謝いたします。
イベントの内容報告(資料1―資料6)
- 資料1-チラシ表裏(約840kb)
- 資料2-パネル一覧(約2.9mb)
- 資料3-会場レイアウト(約210kb)
- 資料4-記録写真(準備中)
- 資料5-2016パネル展来場者アンケート結果報告(約950kb)
- 資料6-販売書籍(約280kb)
まとめ
会期中様々な方が来場されました。色弱の見え方を理解している人と話をしたい当事者やそのご家族、知人、UD やCUD の研究者、教職者(県外も含む)、デザイナー、CUD に関心の高い企業や行政の方、等です。来場者数は当初目標比40%と低い結果でした。しかし、平均滞在時間は約60分(ミニトーク参加含む)でした。また、アンケート結果では展示内容に対する満足度は高く、パネル展は、一定の評価を得られたと感じます。今回の展示用パネルは、オリジナル制作をしましたので有用な備品となりました。今後、類似イベントで活用が期待できます。社会における色覚の多様性、CUD の認知度を高めるため、一層の努力をして行きたいと思います。