ノーマライゼーション、ユニバーサルデザインの理念を理解する一環として色覚について学ぶ。
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派遣日時 | 2019年6月20日(木) 9:30-11:00 |
場所 | 愛知淑徳大学 星ヶ丘校舎(15B教室) |
受講者 | 愛知淑徳大学 交流文化学部 2年生 53名 |
講師 | 富永さかえ |
テーマ | 色覚の多様性とCUD(Color Universal Design) |
内容 |
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学生の感想(抜粋)
- 普段過ごしていると何だか人と見え方が違うなと感じる時があったので、今回話を聞くことができて良かったです。私は日常の生活に支障をきたすほどではないのですが、自信が無いと人に聞くこともあります。CUDは色弱者にとってとても必要なものだと授業を聞いていて改め感じたので、広まっていってほしいと思いました。また、CUDが広まるためには、色覚に対する理解を広めることが大切だなとも感じていて、初めに「色覚について考える人?」と先生がおっしゃった時に誰も挙げていなくて、正直挙げられなかったのですが、こういう機会がないとなかなか経験できないこと思うので、もっとニュースや授業などで学ぶ機会があるといいなと思いました。
- 今日は色弱者について学びました。今まで考える機会がなかったので、驚くことが多くありました。私は将来、デザイン系、クリエイティブ系の職業に就きたいと考えているため、色彩について学習をはじめたばかりです。そんな中で、男性には20人に1人もの人が色弱であると知りました。どんなところでもユニバーサルデザインがすすめられている今日。どんな人でも使うことができ、便利というデザインは難しいと思いますが、色弱の方々の理解をふかめ、社会でそれらをいかしていけたらいいなと思いました。また、「バリアントール」をつけてのワークショップをした時、自分の色分けに、メガネをはずした時、とても驚きました。生活の中で不便なことが多数あるだろうなと感じたと同時に、テレビや服、ごみ袋、鉄道にまでそういった配慮がされていることにとても驚いたと同時に、理解を深められて良かったです。これから色を学ぶ中で、そういったことも考えていけたら良いなと思います。
- 色の見え方には個人差があり、配色によって生活がしにくい人々がいることが分りました。色分けすることが難しいだけで生きづらいと体験によって分ったので、これからより多くのものがCUD化されると良いなとも思いました。