愛知県と協働の事業経過報告

愛知県障害福祉課は、「障害者差別解消推進条例」(2015 年)、「手話通話・障害者コミュニケーション条例」(2016 年)に基づく促進事業の一環として、2018 年 2 月に「視覚情報のユニバーサルデザインガイドブック」を発行しました。当会は、このガイドブックの作成段階(2017 年度)で取材協力をさせていただく機会を得ました。続いて行われた同課主催の一般県民向けセミナー「愛知県カラーユニバーサルデザイン普及セミナー」では、講師派遣(ワークショップ担当)の依頼をいただきました(2018/2/28 岡崎市・3/1 名古屋市開催)。このような形で当会と愛知県との協働が始まりました。

2018 年度の同課の事業では、12 月 17 日に開催された「愛知県カラーユニバーサルデザイン普及ワークショップ」において、企画の段階から当日運営まで協力させていただきました。当日は当会の会員 20 人が講師となり「学校のカラーユニバーサルデザインを考える」をテーマとして県下の小・中・高等学校および特別支援教育学校の教職員を対象にワークショップが行われ、参加者から大きな反響をいただきました。同課は、この結果を重視し、更なる学校のカラーユニバーサルデザイン推進を図るため、県教育委員会に対し全県的にカラーユニバーサルデザインの取組みが進められるよう啓発の協力を依頼することとなりました。

その結果、2019 年 2 月、教育委員会から県下の各高等学校長および特別支援教育学校長宛てに、「カラーユニバーサルデザインの推進について(通知)」が啓発資料と共に文書およびメールで送付されたことが確認されました。また、名古屋市を除く地域の各小中学校に対しても、市町村教育委員会を通じて同じ文書が発出されたとのことです。啓発資料「学校におけるカラーユニバーサルデザインについて」の内容は、学校関連の物品のうち、カラーユニバーサルデザインが求められる主な物品について、一般色覚の方(C 型)と、色弱の方(P 型)の見え方をシミュレートし、対策例について記載したものとなっています。資料に掲載された画像(図表、チョーク、ビブス等の体育用品、体育館のライン)は、全て当会の提供によるものです。(別紙参照)

尚、同課では、2019年度もキャラバン事業(セミナー・ワークショップの出前授業)等、カラーユニバーサルデザインの普及を継続する予定であるとしています。学校教職員のグループから、当会窓口の方へも直接講師派遣依頼の問合せが来ています。

 

当会の活動は、愛知県との協働で学校のカラーユニバーサルデザインの啓発を加速させ、普及の促進が図られる一助となっていることを実感し、一定の成果を収めていると考えます。
以上、愛知県と協働の事業経過報告を申し上げます。

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